ホームページの趣旨
はじめまして。NPO法人ふるさと福井サポートセンターです。私たちが空き家マッチング活動をはじめて10年以上経ちます。その間の取り組みの中で、空き家問題を解決するには、問題を自分ごとと理解してもらうこと、広く知ってもらうことが、解決への近道であると結論づけています。
ただ、それを実行するにはNPOをはじめとする民間団体単体で活動を進めても限界があり、できればそのパートナーとして行政との協働が有効だと理解しています。
本年、空き家特措法が改正そして施行される予定となっています。その改正の中で行政が民間と空き家問題に取り組む「空家等管理活用支援法人（以後支援法人と表記）」の制度が盛り込まれました。行政だけでは手に追えないくらいに空き家問題は深刻化されている流れだと認識しています。
支援法人制度は今後の空き家問題解決への大きな一歩になることは間違いないと考えています。ただ、ひとつ課題があることを私たちはみなさんにお伝えしなければなりません。それは、行政、民間団体等がそれぞれの立場や役割、もっというなら強み弱みを理解し、事業を取り組まなければならないという点です。やみくもに支援法人の指定を行ってしまうことはとても危険なことです。両者のトラブルを事前に予防できるように、私たちは行政、民間団体等それぞれの担当者が力量を測定し、互いのマッチング度を分析する仕組みを構築しました。その仕組みの一部が、本サイト『はじめての空き家支援法人』です。
両者それぞれ、30の質問に答えるだけで、これからの支援法人制度の運用に向かって必要な準備・心構えが理解できるような仕組みになっています。法律が改正され、何をどうしたらいいのかわからない方にはとても便利なツールです。ぜひお試しください。このサイトそして仕組みが、日本全国に広がる地域で起きている空き家問題解決の一助になることを切に願っております。
特定非営利活動法人 ふるさと福井サポートセンター
理事長 北山大志郎